デッサン カテゴリ記事一覧
- 絵は楽しく描けばいい
2016.01.08
いま、デザイン系高校を受験する中学3年生にデッサンを教えています。このような年代の子にデッサンや絵を教える時にいつも悩みます。子どもは自由なはず、絵は楽しく描けばいい。絵は習うのではなく、描いているうちに新しい見かたを自分で発見するのが良いといつも思います。でもこの子達はデッサンの試験に合格することが目的で来ている。デッサンの試験となるとパースの説明をして遠い所は手前より小さくだの鉛筆はこう持って... - デッサンの勉強をする前の知識として
2014.04.27
デザイナーになるのにデッサンは必要ないと言う方がたまにいらっしゃいますがそうでしょうか。デザインの仕事は発想力やセンスが大切と言いたいのかも知れませんが確かに絵がそれほど上手ではないデザイナーもいます。でもある程度は描けないとデザイナーになること自体が難しいです。昔は絵を描くことが上手かったり、好きな人がデザイナーを目指しました。いま、パソコンで何でもきれいにできる時代だからこそ、デッサン力は必... - ダ・ヴィンチの「プロポーションの法則」Part-1
2011.06.15
「ウィトルウィウス的人体図」は1487年ごろにレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた世界的に有名なドローイングです。紙にペンとインクで、両手脚が異なる位置で男性の裸体が重ねられて描かれており、外周に描かれた真円と正方形とに男性の手脚が内接しているという構図となっています。このドローイングは、「プロポーションの法則」あるいは「人体の調和」と呼ばれています。日本でも、大人が両手を一杯に広げた身の丈ほどの長さのこ... - ダ・ヴィンチの「プロポーションの法則」Part-2
2011.06.15
「ウィトルウィウス的人体図」は、レオナルド・ダ・ヴィンチによる男の全裸像のスケッチです。顔と胴体は一つですが、両手両足は二組ずつ描かれています。へそを中心とし、足下に内接する円が描かれ、一組の両手は横に水平に伸ばし、両足はやや横向きになりながらも真っ直ぐ下に下ろされています。身長と両手をひろげた指先に内接する正方形が描かれています。つまり、両腕を横に広げた長さと身長は等しいと言うことです。Part-1で... - 小磯良平のデッサンは最高です。
2011.06.01
絵に関しては素人でデッサンも下手くそな人間が、またデッサンについて語るのはいかがなものかとお思いでしょうが、デッサンも絵も大好きなのでお許しください。私が20才の頃に先輩から小磯良平の画集を見せて頂いたのですが、絵も素晴らしいが、画集の後ろの方にデッサンのページがあり、くぎ付けになりました。それ以来、いろいろな画家のデッサンを見て来ましたが、いまでも一番好きなのは小磯良平のデッサンです。小磯良平のデ...