印刷 カテゴリ記事一覧
- 黒バックの小さな白抜き文字の注意
2014.06.27
雑誌など薄口用紙のカラー写真の黒バックの上の小さな文字は、ほとんどが白抜きでそれもゴシックになっていると思いませんか。記事内容によっては明朝体の方がふさわしいのになぜかゴシックです。それは僅かな版ズレでも明朝体の横棒が潰れてしまうからです。通常カラー写真の黒い部分のCMYKの数値はそれぞれ80%以上になっていますがこの数値が高いほど僅かな版ズレでも明朝体の横棒が潰れてしまいます。厚口の用紙でも非コート紙... - リッチブラックとレジストレーション
2014.05.11
カラー写真の黒い部分の横にスミベタがあると黒に見えなく赤みのある濃いグレーの色に見えると言った経験はありませんか?印刷物をつくる場合、黒1色の場合はスミベタ(K=100%)と言いますが、この面積が広い場合やカラー写真の黒い部分の間近にスミベタがあると黒より薄く見えます。モノクロ写真の場合はどちらもブラック100%ですから同じに見えますが、RGB画像の黒い部分はCMYKに変換するとCMYKの数値がそれぞれ80%以上になっ... - CMYKの「K」はKey Plateの「K」
2014.05.07
このBlogの記事に、CMYKのKはKey plateのKでそもそもblackとは関係ないんだよ。適当な事言ってんじゃねぇ。とのお叱りのコメントを頂きました。http://gg.design-gaku.jp/blog-entry-70.html確かにその方のおっしゃる様に、「CMYK」の「K」は「Key Plate」の「K」が正しいです。理論的にはシアン、マゼンタ、イエローの3色を掛け合わせると黒になりますが、インクや紙の特性上、CMYのインクを混ぜても綺麗な黒色にはならず濁った濃... - 水なしオフセット
2011.04.07
最近、水を使わない「水なしオフセット」が注目を浴びています。これは「ドライオフセット」とは違います。「ドライオフセット」と「水なしオフセット」が混同される場合がありますが、「ドライ・オフセット」も湿し水(しめしみず)を使わないオフセット印刷ですが、刷版はわずかに出ている「凸版」を使います。「ドライ・オフセット」は「凸版のオフセット印刷」です。凸版からブランケットにインキを転移し、ブランケットから紙... - オフセット印刷
2011.03.28
印刷様式には、「凸版」「平版」「凹版」「孔版」の4つ版式があります。オフセット印刷は、その中の平版印刷のことです。私たちが目にするほとんどの印刷物はオフセット印刷です。オフセット印刷の最大の特徴は湿し水(しめしみず)を用いる印刷方式です。つまり油性のインキと水が反発する特性を利用した印刷方式です。オフセット印刷の大半が平版(へいはん)を用いているため、オフセットと言えば平版オフセット印刷のことを指...