色彩 カテゴリ記事一覧
- 補色配色の工夫
2011.07.08
補色とは、下の色相環で「A」と「C」など対向位置にある色同士のことを言います。この2色を混ぜると灰色になる性質があります。補色の配色は、1番目立つ色の組み合わせで、お互いの色の主張が強く、インパクトのある配色になりますが、原色のまま使うと、目に強く当たり、不快感が強まる場合がありますので細心の注意が必要です。効果的に使うには、ちょっとした工夫が必要です。1. どちらかの面積を小さくするなど、大きさの... - 配色の勉強 Part-2(隣接色相配色と類似色相配色)
2011.06.30
「隣接色相配色」や「類似色相配色」などと、あまり硬い言葉にとらわれずにとにかくブロック分けができる様にやって見ましょう。DTP以前の昔のデザイナーは、デザインカンプを描く時にポスターカラーで混色をし、様々な色をつくっていました。これが大変配色の勉強になります。色見本の色をそのまま正確につくることは難しいです。デザイナー見習いの新人に、この色をつくる様にと言うと、慣れない新人はなかなか見本通りにはつく... - 配色の勉強 Part-1(隣接色相配色から始めよう)
2011.06.26
デザイン制作で、レイアウトも難しいのですが、迷うのが配色ですよね。まず商品などの特徴を考え、対象のユーザーや、目的に合わせて、赤系統、青系統、緑系統が良いかなど、基本となる色相を決めてください。次に淡くするか、強くするかも決めてください。配色の勉強の最初は同系色の「隣接色相配色」をまずマスターしてください。雑誌の表紙で、モデルの洋服の色とタイトルや見出しが同色だったり、全体に同系色のものを見かける... - 「光と影の巨匠」レンブラントを見てきました。
2011.04.29
上野公園の国立西洋美術館で開催されている、レンブラント「光の探求│闇の誘惑」を見て来ました。「光と闇」の明暗表現が特徴のレンブラントの作品は、いままで印刷物でしか見ていませんでしたが、実物を見る事ができて本当に良かったです。デザインも絵画も、どんな作品も実物は作者のこだわりや空気感が伝わります。油彩作品の明暗表現も見事ですが、今回はエッチング作品の巧みな線の明暗表現だけに終わらない紙へのこだわりに... - RGBとCMYKとの違い
2011.03.06
RGB(加法混色)携帯やデジカメなどで撮影された画像、パソコンのディスプレイ上に表示される画像は全て「RGB」画像です。光の発光を利用して色を表現する形式の「RGB」画像は「加法混色」と言って色を重ねるほど白に近づきます。この原色である、赤、緑、青の3色を「光の三原色」と言って、3色を重ねると白になります。CMYK(減法混色)加法混色の逆で絵具や塗料、印刷インキなどは、色を重ねるほど黒に近づきます、これを「減法...