仕事は自分で探して、創り出すものだ -

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仕事は自分で探して、創り出すものだ

織田 信長の言葉で私が大好きな言葉があります。

「仕事は自分で探して、創り出すものだ。
与えられた仕事だけをやるのは、雑兵にすぎない。」

デザイナーを目指す人はこの言葉を好きになって実行してください。

私がデザイナーの卵として初めて就職した時の話を書きます。
当時、3年先輩の女性デザイナーの方に仕事を教えて頂きました。
入社当時から親切にして頂きましたが、
その先輩の技術は、いままでに見たことも無いくらいに凄いと思いました。
ガラス棒と筆を持って溝引き定規に滑らせ、
自由自在に線を書いてレタリングを描いていました。
直線だけでなく、曲線も短い縦線も溝引き定規からガラス棒を外さないで描いていました。

mizo

仕事中は先輩の妙技を見る時間はありませんので、
先輩からもう帰って良いと言われたら、先輩に見ていて良いですかと許可を頂いて
タイムカードを押してからまたデザイン室に戻って見せて頂きました。
いくら見てもその通りにやっても思う様にはいきません。

先輩に聞いても「口では説明できない。見て、考えて、身体で憶えなさい」としか
言葉は返って来ませんでした。
昔はそうして先輩の技を盗んで憶えたものです。

仕事を教えていただく立場ですから、先輩のために何ができるだろうと考えました。
朝、早くに出勤して掃除をするのは当然ですが、
他に何をしたら喜んで頂けるだろうと真剣に考えました。

当時はいまと違ってポスターカラーを使って筆で色を塗ったり、
烏口で線を引いたりしていましたので、
先ず、筆洗の水が汚れたらきれいな水に変えて
筆やパレットナイフを拭くタオルをいつもきれいにしようと思いました。

烏口を研ぐことも教えて頂いて、毎朝早くに行ってやりました。
私は手先が器用だったこともあり、
私の烏口の研ぎ方が上手いと他の先輩からも頼まれる様にもなりました。
筆洗の水を変えたり、タオルを洗うタイミングは仕事の邪魔にならないように
先輩が席を立って他の用事をしている時に変えました。

私は雑兵でしたが、仕事は自分で探して見つけました。
そのことが誉められまして、仕事も丁寧に教えていただき
他のいろいろな先輩の事務所にも連れて行って頂いたり
映画や音楽会のチケットなども頂いたりで楽しく仕事もできました。
見返りを計算してやった訳ではなく
どうしたら先輩の役に立ち、喜ばれるかを真剣に考えました。

教えてくれないと不満を言う前に、どうしたら教えて頂く方のためになるかを
真剣に考えましょう。

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はじめまして

はじめまして、fc2でブログかかせてもらってますtobbyと申します。
ランキングを検索していて、「デザイン雑学」を拝見させていただきました。
デザインの仕事をしているわけではありませんが、職業訓練でwebデザインをちょこっとかじり、アドビのソフトを購入して面白半分で公募に応募してみたりしてます。ほんとはデザインの仕事もしてみたいのですが、なかなかそうはいかないようで・・
デザイン学校の先生なんですね。
時間があるときにじっくり読ませてもらいます。
自分のブログにリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
わたしの知人もデザインの勉強中なので知らせてあげたいです。
では、失礼いたします。

2011-11-01 21:57 │ from tobbyURL

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