通信教育でも確実にステップアップ -

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通信教育でも確実にステップアップ

MACデザインアカデミーの通信教育受講生の近藤さんから3作目の課題作品が上がって来ました。
近藤さんはデザイン未経験の方ですが、2人のお子様の育児もされ、大変多忙の中、努力されています。
下の作品は近藤さんの作品です。
イラストもレイアウトもAdobe Illustratorでつくりました。
レイアウトも色彩もいままでで、一番良いできです。
大見出しのフォントや色彩の選択も良く、力強く、格調もあり、シンプルで大変良くできています。

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しかし、細かな所に配慮が行き届く様になれば、もっとプロに近づくことができます。
下の画像は、マージン(余白)の考え方などを解説したものの一部です。
近藤さんの作品の各要素の空きが統一されていなかったので、私が修正して近藤さんに返却しました。

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MACデザインアカデミーの通信教育では、毎回、生徒の作品に対して講評はもちろんですが、個人個人の作品を創り直して返却しております。デザインの正解はひとつでは無いのですが、悪い所を修正したり、こうすればもっと良くなることを具体的に修正し、返却することで、より理解を深められると思います。
近藤さんの作品も1点毎に修正が少なくなりますので、今回は細部にわたり触れてみます。
このことで、細かな所も徐々に理解でき、プロのレベルに近づきます。
プロは1mmの何分の一の単位でこだわっています。

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まず、仕上がりサイズから内側に8mmの枠をつくりガイドにしました。
この枠を「マージン」と言います。ページ物では版面(はんづら)とも言います。
全ての要素を「マージンガイド」に揃える必要はありませんが、揃える基準のガイドは2種類位にしましょう。3種以上だとバラバラ感がでて、まとまりが無くなります。
どんな制作物でもまずマージンをつくってから制作に入りましょう。

近藤さんは「マージンガイド」をつくっていなかったので、左上の社名の左端と右下の電話番号の下端の空きが不揃いでした。また仕上がりまでの距離が少な過ぎでした。ついうっかりが「マージンガイド」をつくる事で解消されます。
何を制作する時でもこの「マージン」をつくることで、知らないうちに不揃いになることが避けられます。
上の空きが多い様に感じますが、この作品は車内吊りポスターなので、左上の「イトコーの家」のロゴは上から45mm空けてあります。

タイトル(大見出し)の左右の空きは、8mmの「マージンガイド」に揃える必要はありませんので、今回は「完成現場内覧会」の文字と揃えます。8mm+5mmで左右13mmの空きにしました。
タイトル(大見出し)と「完成現場内覧会」の文字が直ぐ側にありますので右端を揃えた方がきれいです。
全ての要素を「マージンガイド」に揃えるとレイアウトが固くなりますので、どれを外すかも重要です。
また、左右13mmの空きにするため大見出しを大きくすると、大きくなり過ぎるので文字の大きさはそのままで、字間を均等に空けました。

また、「完成現場内覧会」の文字と社名、住所などの文字の大きさにメリハリをつけるため社名、住所などの文字を90%小さくし、行間も詰めました。
大きさにメリハリをつけることは優先順位を明確にします。

ぜひ「マージンガイド」を忘れないで、文字組みの緻密なカーニングや行間にも気を配ってください。
書き出すと長くなりますので、次回も「マージン」について書きます。
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