紙目について -

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紙目について

印刷物をつくる場合、紙目は大変重要です。
下記のように紙目に逆らうと折った時にきれいに折ることができません。矢印は紙目の方向です。もちろんスジ押しの加工をすれば、逆目でもきれいに折ることもできますが、加工が増えればその分コストが上がります。
紙でディスプレイをつくった場合、例えば天井から吊るした紙も長期間吊るせばどんな風に紙が湾曲するかも考慮しなければなりません。

紙目01

書籍をつくるときも、紙目を縦目・横目どちらにするかによって印刷や製本に影響を与えます。
印刷用紙の目は、本の天地方向に平行な縦目の用紙を使用します。紙目が天地方向になっていると、書籍のページをめくる際にめくりやすくなるためでもあります。
また紙は湿度の変化によって目と直角の方向に伸縮するので本文の紙の開閉が扱い易くなり、長期間使用の耐久性などにも有利です。反対にノド(背側)に向かって直角になる目(横目)を使うと紙の伸縮が逆方向になり、背固めされた本の背は弓なりに湾曲し、ノド際にしわが出て、本文の開閉が硬くなり、背割れや背はがれが起きる原因にもなります。当然、横長製本の場合はその逆になります。
紙の流れ目は使用する用途によって大きく関係するので、きちんとその特性を把握することが重要です。

紙目02

紙目は、A1、B1、四六判、菊判など全紙を縦置きにして縦に目が流れているもの「縦目(T目)」、縦置きにして横に目が流れているもの「横目(Y目)」と言います。
用紙のサンプルにはT目・Y目と表示される場合が多いです。

また印刷機に通す場合も、紙目に対して平行に印刷機に通したり、折ったりすることは問題はないのですが、紙目に対して直角に印刷機に通したり、折ったりするとやり辛くなります。
紙目に対して同一方向に折る場合を順目、逆の場合を逆目と言います。
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2012-05-19 12:49 │ from 人気サイトランキングURL

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