DTPの基本ルール[色編] -

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DTPの基本ルール[色編]

■DTPでの色指定
イラストレーションやレイアウトソフトでのCMYKの色指定は、5%刻みで指定する様にしましょう。
カラーピッカーから色を拾うと、CMYK色の数値は端数になりますがその場合は5%刻みの近似値に置きかえて色を作ってください。
モニターの精度にもよりますが、モニター上では、CMYKで1%や2%の違いでも色の差は認識できますが、印刷上は1%や2%の違いを正確には表現できません。グラフィックデザインは印刷物が最終的な作品です。印刷物を創る場合は、5%くらい色の差がないと濃淡の差を上手く表現できません。

■トラッピング
DTPでは文字や絵柄を重ねて印刷する場合に絵柄の周囲に白い隙間が出ないように、印刷機の見当ズレを目立たなくする機能である「毛抜き合わせ」を「トラッピング」と呼んでいます。
このトラッピングに関しては後日話すとして、ここでは、同じ言葉でありながら全く違う意味の印刷用語のトラッピングについて話します。
印刷用語の「トラッピング」は、先に印刷されたインキの上に、後から印刷されたインキが重なっていく状態を言います。正常にインキがのらないでインキの乾きに時間がかかり、インキが剥がれてしまうことを「トラッピング不良」と呼び、前のインキがブランケットを介して次のインキに混ざって濁る現象を「逆トラッピング」と呼びます。
「トラッピング不良」を避けるためには、CMYKの合計が350%を超えてはいけないと言われていますが、念のためCMYKの4版での色の掛け合わせの合計は、300%以内にしましょう。
それ以上だと印刷後の乾きに時間がかかったり色ムラを起こり原因になります。

■リッチブラック
面積の広いスペースをスミ(ブラックインキ)1色で表現した場合、本当の黒には見えません。
より深みのある濃い黒にするために、スミだけではなく他の色を混ぜることをリッチブラックと言います。
ただしCMYKを全て100%の総ベタといわれるカラーはインキの乾きに時間がかかり、「トラッピング不良」などの問題を発生させる場合があります。この結果、印刷結果が不安定になり、印刷のムラができてしまいますので、CMYKのインキの総量を300%以下になるようにすることをおすすめします。
個人的に,私のおすすめのリッチブラックは、C30%+M20%+Y20%+K100%です。
この数値だと小さな白抜きの文字もつぶれる事はありません。

■配色のコツ
配色は非常に難しいです。ここでは、ひとつの簡単な例として話します。

色を使うときはテーマ配色を考え、ドミナントカラー配色にする。
例えば、秋の商品を扱うポスターやフライヤーの場合、いかにも秋らしい色と言えば、紅葉、枯葉や落ち葉をイメージできます。
深みのあるオレンジや黄色、焦げ茶など、秋をテーマとする同系色の配色は色相がそろっていて効果的です。
ある色相で統一された配色をドミナントカラー配色と言います。ドミナントは「支配する」の意味で、その色相のイメージが配色全体を支配することになります。
また、白、黒、グレーなどの無彩色はどんな色を隣に持って来ても違和感はありませんので、文字等読ませたい物は無彩色で明度差をつけます。
また、どんな色を使ったら良いか迷った時は、使っている写真の中から、メインになる色を拾って使うと全体にまとまり感がでます。
その際のCMYKの数値は5%刻みにすることを忘れない様にしましょう。


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