空け気味の字間調整は詰めてから -

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空け気味の字間調整は詰めてから

MACデザインアカデミー通信教育受講生の中村さんの作品が届きました。
イラストレーションのグラデーションメッシュで制作した植物のできも素晴らしいのですが、「ku:nel」の雑誌のイメージを上手く表現した色彩の上品さやレイアウト、タイトルのトレースも正確で、1回目の作品としては大変良くできています。

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欲を言えば文字間の調整です。
雑誌の内容にもよりますが、一般的に雑誌は他の印刷物よりも極端に思う位に字間を詰めてあります。
しかし「ku:nel」の様な内容の雑誌は字間をあまり詰めないでむしろ空けた方が良いです。
空けると言っても文字をベタ組みにしたり、均等に空けるだけの文字組ではもの足りません。

字間を詰める場合は、隣の文字との空きのバランスを見ながらやれば、自分でも上手くできたかできなかったかの判断はできますが、空いている字間の調整はプロでも難しいです。

空け気味にしてバランスを取るのは難しいのですが、最初に空きが均等になる様に詰めてから後で全体をトラッキングで均等に空ければ簡単です。

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1.のサンプルの様に仕上げる方法を紹介します。
2.は文字間を空けたり詰めたり何もしない「ベタ組」です。
3.は「書式メニュー」→「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」にチェックを入れ、
  「文字パレット」→「カーニング」→「0」にしたものです。
4.は「書式メニュー」→「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」にチェックを入れ、
  「文字パレット」→「カーニング」→「自動」にしたものです。
5.は「書式メニュー」→「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」にチェックを入れ、
  「文字パレット」→「カーニング」→「」にしたものです。
6.は「書式メニュー」→「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」にチェックを入れ、
  「文字パレット」→「カーニング」→「」にしたものです。
  
  3.4.5.6.は同じ様に詰まりますが、「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」に
  チェックを入れたからです。チェックを外すと結果は違います。

7.は「書式メニュー」→「OpenType」→「プロポーショナルメトリクス」にチェックを入れ、
  「文字パレット」→「カーニング」→「」にしたものを「6」で指定した「V 印」の
  箇所のみ詰めたものです。
  「小」と「さ」の間はまだ空いていますね。もう少し詰めましょう。
  詰め方は「option」キーを押したまま「←」キーを押せば詰まり、「→」キーを押せば空きます。

8.は「7」で詰めたものを下線部分のみを選択し、トラッキングを「200」としました。
  「活」と「。」の間を空けないことは好みですからご自由にされてください。

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