文字の骨格の訓練 -

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文字の骨格の訓練

ラフスケッチを上手く見せるには絵が上手に描けることは勿論ですが、文字を上手に書くとラフが締まります。
レタリングの勉強のひとつに「文字の骨格」を一本の線で書く方法があります。
文字の造形のバランスがとれるように訓練する方法です。
最初は上手く描けなくても構いません、線もふるえても構いません、ゴシックの骨格の特徴を覚えるのが目的ですから、自分の文字のクセが出ないように、文字のふところを大きく空けるように意識してください。

MACでグラフィックデザインを制作する様になってから、20年以上になりますが、MACで制作する前は、手書きでラフやカンプを描きおこして、それをクライアントに見せることが当たり前のように行われていました。
当然,グラフィックデザイナーはレタリングはもちろんのこと,最終的には写真になる部分の人物や風景などの画像も全て手描きで描いていました。
当時はカンプライターと言う専門家もいましたが、ほとんどのデザイナーは自分で描いていました。溝引きと筆できれいに描けない人はデザイナーにはなれなかった時代もありました。

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当時のデザイナーは、上記サンプルの様な訓練をすることで文字の骨格を憶え、見本を見ないで描けるようになりました。
コンピュータの時代になったからと言ってもラフスケッチは手で描けるように訓練したいものです。

まず、大きめの方眼紙があれば良いのですが、なければ、白い紙に15mm〜20mm程度の正方形を描き、サインペンや2B〜4B 程度の鉛筆を使ってフリーハンドで書いてください。

文字には仮想ボディと言う、外形の中に、実ボディ(字面)がありますので方眼より、90〜95%くらい小さく書いてください。

最初のフォントは骨格がストレートで書きやすい、サンセリフ体(ゴシック)が良いでしょう。
骨格を正確に憶えるためにも、最初はMACで出力した文字を見ながら時間は遅くても構いませんので、できるだけ正確に書けるように努力してください。

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慣れて来たら明朝体も一本の線で書いてみてください。
あくまでも正確に書き,骨格を憶えるのが目的です。カタカナは右肩上がりですが、漢字は右肩上がりのクセなどが出ないように注意してください。

訓練することで、少しずつ時間も速くなり見本が無くても描けるようになります。
上手になると楽しくなります。

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