デッサンなどアナログの重要性

デザイン通信教育の近藤さんから、ラフスケッチの課題を送って頂きました。
近藤さんはお子さん二人の育児をしながら大変忙しい中、熱心にやって頂いていて、私たちスタッフも大変喜んでいます。
志村先生が、いつもの様に、ていねいで詳細な添削をしてくれました。
全くの未経験者の近藤さんでしたが、通信教育でも確実に力をつけてくれています。
よく世間では、MACの操作を覚えればデザイナーになれる様に言われる人もいますが、デザイナーとして仕事ができる人ほど、デッサンなどアナログの必要性を力説されます。
MACデザインアカデミーでも創立当時から、MACによるコンピュータ技能は当然ですが、アナログ重視のカリキュラムです。
デッサンを多くやることで、物を見る目が養われます。質感や表現力は勿論ですが、Photoshopで写真の合成をやる時に、絵が描ける描けないで大きな差が出ます。
絵が描けるからフォントの形も正確に判断でき、文字組の際、どこを基準に揃えるときれいに見えるなども理解でき、基本はデッサンです。
ラフスケッチも描かないでパソコンに向かうのでは、アイデアが単調になり、MACでできることがカッコイイなどと勘違いもします。
色彩の授業も絵の具を使ってやるから、CMYKの混色も理解し易く、配色のバリエーションも豊富になります。
MACは単なる道具です。昔で言うと、鉛筆、筆、絵の具、画用紙の代わりです。MACが使えるだけではデザイナーとして就職するのは難しいでしょう。
デザインの表現力やアイデアはデザイナーと言う職業の人間が創りだすものです。
より深いデザイン能力をつけるためにアナログの授業は大変重要です。
MACデザインアカデミーでは、通信教育だからと言って軽く考えることはできません。
MACデザインアカデミーのデザイン通信教育はデッサンなどのアナログのカリキュラムがあることと丁寧な添削があることでご好評を頂いております。
下記は、志村先生の添削の一部です。

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2013-01-29 │ アート・デザイン │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit