日本庭園と西洋庭園 -

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日本庭園と西洋庭園

先日、小川修先輩の「アート5・7・5」展に行って思いました。
会場には小さなスペースではありますがきちんと手入れされた素敵な日本庭園がありました。
俳句とアートの会場としては実に素晴らしい演出を感じました。

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日本庭園と西洋庭園を比較すると大きな特徴として
日本庭園は自然のありのままの石や木、苔,花,水など、季節により日々移り変わる時間的な自然美を
不規則な形態のアシンメトリー(左右非対称)な構図で表現しています。
日本の茶室などにも見られる侘び・さびの老いて朽ちていく自然をも美として表現しています。

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一方西洋庭園では花や緑を基調とするが自然を人工的に加工して
幾何学的な秩序ある形態にはめ込んだものを基本にシンメトリーな美しさで表現している様に感じます。

どちらが良いとか悪いかではなく、それぞれに良さがあり美しいです。
「人工」という点で手を加えているのはどちらも同じですが、
西洋庭園はいかにもデザインされている感じですが日本庭園はできるだけ手を加えた様には見せず、
自然と調和することを第一に考えたデザインの様に感じます。

また西洋庭園は建物とは分離独立していますが
日本庭園は建物は庭園に溶け込むように一体化してつくられているのも特徴です。

グラフィックデザインの世界でも、何も手を加えた様には見せないデザインもあります。
ほとんどのクライアントは装飾がないと手を抜いていてデザインをしていない様に見てしまいます。
依頼者側と制作者側のお互いの理解があってこそレベルの高い作品が創られるのでしょう。

力のあるデザイナーが創ったシンプルで余計な装飾を入れない
一見デザインしていないように見えるが実は商品の専門的な分析やレイアウトなどにも
繊細な計算がされているデザインに魅力と奥深さを感じています。

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