レイヤーマスクで半透明に

レイヤーマスクはとても便利な機能です。
それぞれのレイヤーにつくることができ、レイヤーマスクの黒の部分は隠され、白の部分は表示されます。
レイヤー上の隠された部分は透明になり、その下のレイヤーの画像見えます。
このことはほとんどの方が画像を切り抜く時によく使いますのでご存知ですが
レイヤーマスクはグレースケール画象だと言うことをご存知でしょうか?
つまりグレーの部分は半透明になります。
どんな使い方をするかを具体的に説明いたします。

海の写真の上に熱帯魚の写真を合成してしっぽが透けてバックの海が見える様にします。

1.まずレイヤーマスクをつくりますが、レイヤー名が「背景」になっていると
レイヤーマスクをつくることができません。
「背景」レイヤーをWクリックして名前を変えます。
名前はなんでも良いのでデフォルトの「レイヤー0」とします。

2.選択範囲をつくり、レイヤーパレットの下にある「レイヤーマスクを追加」をクリックします。

3.「レイヤーマスク」を追加することで、選択範囲の外側がレイヤーマスク上で自動的に黒く塗られ
熱帯魚が切り抜かれます。

4.レイヤーマスクを選択しゴミ箱をクリックすると上記コメントが出ます。
「削除」を選ぶとせっかく切り抜いたものが元に戻ってしまいますので「適用」を選んでください。

5.「コマンド+A」で全てを選択し、「コマンド+C」でコピーし海の写真の上にペーストします。
熱帯魚のレイヤーを選択し、レイヤーパネルの下にある「レイヤーマスクを追加」ボタンを押すと
レイヤーマスクが追加されます。

6,レイヤーマスクを選択し、描画色を黒にし任意のブラシの大きさを選び透明度を30%位(任意)で
熱帯魚のしっぽの上を数回たたく様にやってみてください。
消しすぎた場合は描画色を白に変えて同じ様にやれば消しすぎたしっぽがまた見えて来ます。
透明度30%の数値を小さくすれば少しずつ消すことができます。

拡大した画像です。
説明のため少し極端にしましたが自分の思うイメージに仕上げてください。
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2015-01-09 │ Photoshop │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit