21世紀美術館の「雲を測る男」 -

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21世紀美術館の「雲を測る男」

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21世紀美術館の屋上に展示されている「雲を測る男」
この作品は、『終身犯』(1961年 米国)という映画から着想を得て制作されました。この映画は、監獄に入れられた主人公が独房で小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいています。映画の終わりで研究の自由を剥奪された主人公が、「今後は何をして過ごすのか」と問われ、「雲でも測って過ごすさ」と答えましたが、作品のタイトルはその台詞に由来しています。また、この作品は作家の身体を型どりしていますが、そこには、彼の兄の死を思い、制作されたという背景もあります。人間の生と死、そして、自然科学と「雲を測る」という詩的な行為など、様々な要素を併せ持つ作品です。
(21世紀美術館公式サイトより)

先日、デザイナーの先輩の武野 一雄さんのFacebookで「10年たって知らない人は・・・、いない?」と書かれていましたがその後、「映画では、あの西部劇スター、パート・ランカスターが演じていました。」「おじいちゃんも 有名人!」「作家は、ファーブル。昆虫記で有名の先生と同名ですが・・・」「見るたびに、OK牧場を思い出します。」
『ファーブル昆虫記』の作者ジャン・アンリ・ファーブルのひ孫が、「雲を測る男」の作者ヤン・ファーブルですね。』など私の知らない情報がどんどん書き込まれとても勉強になりますした。
実は私は「雲を測る男」のタイトルしか知りませんでしたが、武野さんのFaceBookはいつも見ていますが、とても勉強になります。

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「雲を測る男」の本来の奥深い意味を知らず、私は以前にこの作品のタイトルを聞いた時、作家の主旨とは全く違いますが、デッサンの「デスケル」や「はかり棒」が頭に浮かびました。
「デスケル」は四角い透明プラスチックの板に用紙サイズの比率で方眼の目盛りをつけたものです。
構図を決めたり対象物がどの位置にあるかを確認するために便利です。
はかり棒は、主に描く対象の長さや大きさなどの比率を計測する棒です。全くの勘違いでこれらのデッサンの補助用具を美術館と結びつけてしまいました。

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勘違いついでにもうひとつ、MACが導入される前は精密なイラストの透視図を描く場合、正面図に方眼を描き、トレシングペーパーにパースの下絵を描いてトレースダウンをしてから着色に入りました。
方眼の目をより細かくすれば更に正確なイラストが描けます。
いまはPhotoshopで簡単につくれますのでこんな方法は必要ないのかも知れませんがこの原理を知っていれば、デッサンの場合も頭の中で消失点の位置をイメージすることで素早く形取りができます。
また、Photoshopで複数の写真を合成する場合も、眼の高さや消失点を意識することで、狂いの少ない合成ができます。

「雲を測る男」の本来の意味を知らないでタイトルを聞いただけで美術館と結びつけてしまい、「雲を測る男」だから屋上に展示か、さすが21世紀美術館だななどと勝手に納得してどんどん横道にずれて行ってしまいました。
よく調べもしないでこの手の勘違いは、私には時々ありますが、またやってしまいました。


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