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よく知られている錯角の一例 -

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よく知られている錯角の一例

よく知られている錯角の一例をご紹介します。

01

図1も図2も左側も右側も正方形でできていますが、両方とも左側の図形の方が、右側の図形よりも横幅が大きく見えます。
また、左側だけを見ても高さより横幅の方が大きく見えます。

03

図3の下の楕円と上の内側の楕円はどちらが大きいでしょう?
実は同じ大きさなのですが、下の方が大きく見えます。これも上の楕円をもう一つ外側を取り囲んでいるために、その内側にある楕円の方が下の楕円より小さく見えてしまいます。
また、立体的に見える事でも錯角がより強く感じます。

図4の中央の円は左も右も同じ大きさなのですが、右の方が大きく見えます。

05

図5の水平の2本の線は弧を描いている様に見えます。

06

図6は水平の線は平行線なのですが平行には見えません。

07

図7の図形をじっと見ていると左右2個の立方体は上にある様に見えたり、下にある様に見えたりもします。
図8は階段にも見えますが、階段を逆さにした様にも見えます。
これらは皆、私たちがただ見ているだけでは無く、無意識に私たちの脳が判断ををして思わぬ誤解をしてしまいます。
瞬間的に明かりを付けて見れば、目はごまかされないのでしょうが、時間をかけて、目を動かすことで、いろいろ判断をしてしまうため錯角が起こると言われています。

ロゴをつくる時やレイアウトの場合など、この様なことが何かのお役に立てればと思い、ご紹介しました。
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2021-02-01 17:26 │ from URL

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