画像の周りをぼかす場合の注意

画像の周りをぼかした場合、上記見本の様に写真のフチが残る場合がありますが、きれいに仕上げるには?との質問がありました。

1.写真の周りに白いスペースをつくるため、ツールパレットの下の背景色を白にし、
「イメージ」メニューの「カンバスサイズ」で、ぼかしの範囲にもよりますが、
ここでは幅、高さとも10mm増して「OK」をクリック。
2.写真の境界にガイドを引き、レイヤーの背景をWクリックし、レイヤー名を変える。
名前は何でも良いので、「レイヤ-0」のままにする。

3,ガイドに沿って長方形選択ツールで写真を囲む。
4.「選択範囲メニュー」の「選択範囲の変更」/「縮小」で「縮小量」を30pixelと入力し、
「レイヤーマスクを追加」で上図の様になる。

6.「レイヤー」パレットから「チャンネル」パレットに移動し
「レイヤーマスク0」の眼を開き、他のチャンネルの眼は閉じる。
7.「ウインドウ」メニューの「情報」を表示し、「フィルターメニュー」の
「ぼかし」/「ぼかし(ガウス)」で半径15pixelとしますが、
ガイドの内側(赤丸印)は必ず「K100%」になる様に「情報」で確認。
ぼかしガウスの目安は、解像度には関係なく、上記で「縮小量」を30pixelにした場合、
その半分の半径15pixelにしますが、念のため、必ず写真の内側が「情報」で
「K100%」であるかを確認してください。

8.「レイヤー」パレットに戻って、下のレイヤーに白など任意の色を塗って完成。
当然、他の写真の上にドラッグしてもきれいなぼけ足のまま合成できます。
周りに白のぼかしたものを乗せる方法でも良いが、他の写真の上に合成する場合のために
この方法を覚えた方がベストです。
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2010-05-09 │ Photoshop │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit