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デザインの基礎って何だろう?

「基礎」と言う言葉を調べて見ると、「物事のもとになるもの。」と書いてあります。
また、「建築物、橋梁などの構造物を地盤の上に安全に支えるための構造。」とも書いてあります。

また、ファウンデーションも参照とも書いてありましたので、調べて見ると、
服飾では、ファウンデーションは、体の線を整えることで服装のシルエットを成す、基礎となる女性用下着類である。
化粧品では、ファンデーションのことを、日本ではおしろいをこの名で呼ぶようになった。ファンデーションと言うと、日本語ではこの意味で使われることが多いともあります。
また、絵画では、地塗り用途の塗料で、油彩用の油性絵具などが知られている。などと書かれています。
なるほど、「基礎」をしっかりやらないと化けの皮がはがれると言うことかと教えられました。


また、私の独断と偏見で書きますで、お気に触ったら許してください。
「基礎」は、どの世界でもなくてはならないものには間違いありません。
スポーツの世界も演劇の世界もどんな世界も「基礎」を身につけないで始めるのは無謀です。
本人が目指す目的によって「基礎」の定義は変わって来ます。
「デザインの基礎はこれです。これさえ身につければ大丈夫です」と明確には言えません。

趣味程度を目標にする方と、プロを目指す方と、その上のプロの中でも一流を目指す方では「基礎」の内容も考え方も変わってきます。

美大に入学する前には、いわゆる「基礎」であるデッサン力と色彩能力を身につけなくてはなりません。
これは美大に入学する前の「基礎」です。
何十枚ものデッサンを描いても何百枚ものデッサンを描いても美大に入学できない場合もあります。
なんとかまぐれで入学しても学生時代に適当に課題をこなして何とか卒業しても、必ずデザイナーになれるとは限りません。
その差はどこで決まるのでしょう。
デザイナーになるには、もっと上の「基礎」を身につけなければなりません。
描いた方が描かないよりは上手くはなりますが、何も考えないで何十枚、何百枚ものデッサンを描いても効果は上がりません。
野球でもテニスでも何も考えないで素振りをやっていても汗が出るだけです。
センスが良く一流になる人は物事に対する考え方が人より優れているのです。優れた考え方で努力をするから一流になれるのです。

私自身もそうでしたが、一生懸命デザインの勉強をしてある程度の自信を持って、社会に出てデザインの仕事をスタートした新人の頃、自分のデザインしたものが採用になり、クライアントにも誉められるとそれで良いのだと思いがちですが大きな間違いです。
新人の時は自分の考え方や物の見方が甘く、まだまだ能力不足な事に気づいていない時に誉められると、それだけで満足しがちです。
さらに勉強をして自分のレベルが上がって、自分の欠点が見えた時、本当に恥ずかしい思いをしたことは数えきれないくらいあります。

MACデザインアカデミーでは、デッサンの授業はもちろん、PCでの作品も、枚数を多く描く事よりも、物の考え方や物の見方を教えた上で、自分で良く考えることを身につけさせると言った方がご理解いただけると思います。
MACデザインアカデミーは1年、専門学校が2年、美大が4年です。もちろん1年よりは4年の方が良いに決まっていますが、専門学校や美大に負けないプロとしてのスキルと考え方をどうすれば身につくかを常に考えています。
特に「学生だからこれで良い」などの考えは一切ありません。プロと素人とのクオリティの差をしっかり教えます。
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