配色を学ぶ -

デザイン雑学 ホーム » 色彩 » 配色を学ぶ

配色を学ぶ

配色とは、色を組み合わせて調和(ハーモニー)のある空間をつくったり、目的、用途、機能などの効果を生み出し、満足させるためのものです。
美的に調和した配色を施すことによってその目的は達成されます。
インダストリアルデザインは機能的であることも重要な要素ですが、どんなデザインもまず美的であることが配色を考える上で最も重要な要素と言えます。
配色を考える場合の基本は「類似の調和」と「対照の調和」です。

類似の調和
類似の調和とは、色相やトーンが似ている色を組み合わせることで調和させることを言います。 これは主に統一感を演出することを目的に考える配色です。

対照の調和
対照の調和とは色相やトーンを対照的に組み合わせることで調和させることを言います。 これは主に変化を演出することを目的に考える配色です。

「対照の調和」は大変難しいです。最初はまず「類似の調和」を基本にやってみてください。
「類似の調和」は難しくありません。上図の色相環を参考にやって見てください。

色相環とはその名の通り、色相の環(わ)です。
色相とは、「赤みを帯びた」とか「青みを帯びた」といった赤や青などの色合い、色みのことを言います。
この色相を環状にしたものが、色相環です。

色01

色相環として有名なマンセル色相環では、主要5色とその物理補色を記号R、Y、YR、Y、GY、G、BG、B、PB、P、RPで表し、それぞれの頭に1~10の番号を付することで、色相を100に分類しています。 上の色相環はその代表20の色相で表したマンセル色相環です。

色相環の中で離れている色ほど関係性が低いという性質を持っています。
例えば、上図色相環のAの赤と、Cの緑ではまったく違う性質の色ですが、Aの赤とBのオレンジは似ている性質の色です。
Aの赤とCの緑の様に最も離れた対象位置にある色同士を補色と呼びます。
Aの赤とBのオレンジは近いため関係性が強いので、これを同系色と呼びます。

同系色同士の配色は調和して落ち着いた良い印象を与えますが、似た様な配色ばかりでは飽きてしまいます。
この様に、同系色同士の配色は無難で心地よいのですが、そればかりではプロとしては力不足です。
お隣同士や仲の良い仲間だけで付き合っていると無難ですが、たまには異色な人と付き合うと新鮮な魅力も出ます。でも、慎重に考えないと事故のもと、細心の注意が必要です。

色02

MACデザインアカデミーでは、初心者にも分かり易い様に実際に絵の具を使って混ぜ合わせて、自分の考える色をつくることから始めます。
何度もそれを繰り返し体感すことで、その関係性が分かるようになり、微妙なトーンの変化も見抜ける力がつきます。
パソコンの色をスポイドで拾ってデザインするにも、まず基本を学んでからの方が配色の巾も広がります。
次回は、色のトーンについて勉強しましょう。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://ggdesign.blog48.fc2.com/tb.php/66-d3637758