色のトーンと形容詞 -

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色のトーンと形容詞

グラフィックデザイナーとして、配色を印刷物に仕上げるには、CMYKの%でしっかり指定をする必要はあります。また色を科学的にコードなどで表現する方法もあり、それは間違いのない方法かも知れませんが、記号の羅列だけでは専門家以外は色をイメージできず味気ないです。かと言って配色を言葉で表現する形容詞に関しても、個人差もあり、時代や文化などにより違いも出ますができるだけそのイメージを統一できるようにしたいです。

色を言葉で伝える場合、一般的に共感できる形容詞が使われます。しかし、これも個人差があるので、表現方法や伝達手法を磨くことは、デザイナーにとって重要な能力のひとつと言えるでしょう。

配色は、デザインにイメージを与える上では欠かせない重要な要素です。
1色~2色だけでひとつの言葉を連想させるのは難しいのですが、3~5色以上を組み合わせればその言葉のイメージに近づけることは可能です。
言葉による配色のイメージを表現できる様になり、配色を極めればデザインの意味を明確に表現することができます。
下図は各トーンの形容詞的表現の一例です。下記を参考にいろいろな言葉から連想できる配色をつくって見ましょう。
そしてそれを保存しておき、配色に悩んだ時はそれを参考にすれば配色がマンネリになることも防げます。

ここで使用している「感情」や「印象」を表す言葉は、個人個人の感覚の差はありますので、あくまでも参考としてご覧ください。


001t

明度が高すぎるため鮮やかさが少なく、弱々しいイメージの色です。
柔らかく繊細な表現や、自己主張が控えめな色なので、背景色にも適します。

ロマンチック
初々しい
しなやか
女性的な
おとなしい
やわらかい
軽い
デリケートなど


002t

若々しく春を想わせる、希望にあふれたトーンで、女性に好まれる可憐なイメージです。
あまり大人っぽい感じには見られない色合いです。

メルヘン調
可愛らしい
無邪気な
甘い
繊細な
和やかなど


003t

若々しい快活なトーンです。快活なトーンは好感を持たれやすく、カラフルな色彩は光と生命を感じさせ、配色次第で希望を与えるような色合いにもなります。

明快な
優しい
あでやかな
カジュアルな
晴れやかな
ナチュラルなど


004t

開放的で大胆なイメージをもちますが、彩度が高いので場合によっては品格が落ちる危険もありますので注意しましょう。

活動的な
ダイナミック
にぎやかな
派手な
自由な
積極的な
スポーティ
エキサイティングなど


005t

威風堂々とした色調。明るいトーンではありませんが、彩度は比較的高いので落ち着いて安定した印象を与えることができます。配色的には組み合わせ易い色です。

落ち着いた
格調高い
理知的な
古典的な
気高い
フォーマルなど


006t

彩度が落ちると色が濁ってきますので、地味な印象を与えます。中間的で無性格なトーンとも言えますが、江戸時代には四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)と言われた流行色で、使い方次第では粋を感じさせてくれる色です。

濁った
地味な
閑静な
渋い
質素な
枯れた
シックなど


007t

落ち着いた大人の雰囲気のトーンです。堅実で保守的、硬く重厚な印象を与えますが、暗い濁ったトーンは重く、硬く、陰気にも見え、マイナスイメージも強いです。性質をよく理解して注意深く使用してください。

老いた
伝統的な
重厚な
堅実な
保守的など
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