Illustratorで遠近グリッドによる立体表現 Part-1 -

デザイン雑学 ホーム » Illustrator » Illustratorで遠近グリッドによる立体表現 Part-1

Illustratorで遠近グリッドによる立体表現 Part-1

Illustrator CS5の新機能「遠近グリッド」について紹介します。
Illustratorでパッケージの展開図を描いて、立体的に表現する場合に便利です。
その他にも奥行きのあるアートワーク作成のための応用など、消点を持つ透視図用のグリッドです。
遠近グリッドは、「表示メニュー」>「遠近グリッド」>「グリッドを表示」を選択するか、「ツールパネル」から「遠近グリッドツール」を選択して表示させます。
MACのショートカットは、shift+command+i(WINはshift+ctrl+i)です。
遠近グリッドを消すには、「表示メニュー」>「遠近グリッド」>「グリッドを隠す」または、もう一度、ショートカットの、shift+command+iで消えます。

「遠近グリッド」は専門的に追求すれば、大変優れた機能ですが、詳しく書くと長くなりますので、簡単にやれることの必要な事のみを簡単に書きます。
p003
A.消点の高さ方向の調整
B. 遠近グリッド全体の移動
C. 消点の水平方向の調整
D. グリッド表示範囲の設定
E. グリッド面の垂直方向への移動
F. グリッドセルのサイズ変更
G. 定規の原点の移動


遠近グリッドの定義
「表示メニュー」>「遠近グリッド」>「グリッドを定義…」を選択すると「遠近グリッドを定義」ダイアログボックスが開き、図法の種類や単位、表示角度などを指定できます。現在のグリッドの設定値の確認にもなります。
プリセットを保存ボタンをクリックすると、遠近グリッドの表示状態を保存でき、「名前」に表示され次回に読み込んで利用できます。
「表示角度」が45°の場合は左面図と右面図が均等になりますが、50°にすると左面図が大きくなります。
他はデフォルトのままでも特に問題はありません。

p002

グリッド面の選択
遠近グリッドには、左面グリッド、水平面グリッド、右面グリッドの3つのグリッド面が表示されます。
図形を入力する面は、遠近グリッドと同時にウィンドウの左上に表示されるウィジェットでクリックして選択しますが、ショートカットキーの方が便利です。
1234

このショートカットキーは、「遠近図形選択ツール」で、オブジェクトを他のグリッド面に移動する際、移動の途中でも切り替えられます。例えば「左面」を選択していても「3」キーを押すと「右面」に変えることができます。

p001

それでは、Illustratorでパッケージの展開図を描いたら遠近グリッドのファイルにペーストします。
400-1

「遠近図形選択ツール」を選んで「1」キーを押して、展開図の左面を選択して、グリッドの左面へ移動し、好きな位置に置きます。展開図の大きさによりグリッド面からはみ出したり、小さくなったりします。
小さくなりすぎるようでしたら予め展開図を拡大しておいてください。
400-2
400-3

今度は「2」キーを押して、展開図の右面を選択して、グリッドの右面へ移動し、左面に接する位置に置きます。
400-4

ショートカットの、shift+command+iで、グリッドが消え、完成です。
400-5

この様に「左面」と「右面」だけでしたら凄く簡単です。
それでは今度は、下記の様に「上面」も見える様にやって見てください。難しいですよ、恐らくできないと思います。
MACデザインアカデミーの生徒にだけ教えます。
イエ、冗談です。次回は「上面」も表示できる様にするポイントを解説をします。
と言っても凄く簡単ですが・・・・。

p008
関連記事
スポンサーサイト
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://ggdesign.blog48.fc2.com/tb.php/76-fc2c165d