黄金分割 -

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黄金分割

美術作品の形態美の比率の中で古来から、最も理想的とされる黄金分割はあまりにも有名ですが、今回はこの黄金分割について調べてみたいと思います。
黄金比の起源は、遠くエジプトの古王国時代、あるいはもっと古くまでさかのぼるかも知れませんが、この比率が特に考古学者や、美学者達の間で学問的に重視され、その研究が増々盛んになった近世に入ってから黄金分割の名が付けられたようです。

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中世時代には、この比例は極度に神秘化され、神意によって授けられた秘法であるとして、神授比例法と呼ばれていたそうです。15世紀の末に、フランチェスコ教団の僧フラ・ルカ・パチリオが、レオナルド・ダ・ヴィンチの人体構成図を掲載した書物には黄金比の名が登場しているようです。

アテネの「パルテノン神殿」にみる屋根の上端から柱脚までを短辺とし、両端の柱の中心を結ぶ線を長辺とするABCDの矩形のプロポーションが黄金比φ(ファイ)となっています。また、全体の形は、横に並んだ4個の正方形と大小大きさの異なる6個の√5矩形から成り立っています。
パルテノン神殿は、意図的に斜めから見れるように造られていて、斜めの角度から見たとき神殿の建築美が最も効果をあげるという計算に基づいているとのことです。

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パルテノン1

また、ミロのヴィーナスは顔の縦横や「バストとヒップの横幅」や「へそから足下の距離と身長」が黄金比であり、近代絵画にもしばしば登場します。

ミロ

デザインも絵画も写真でも、構図を考える場合、良く黄金比を使うと良いと言われますが、具体的にはどうすれば良いのだろうとの質問を受けました。
下記の様に、外枠に対角線を引き、その交点を上下に伸ばし、上下と外枠の交点から外枠のコーナーを結ぶ線を引きます。その線と対角線の交点に水平線と垂直線を引くと、外枠を3等分することになります。
3等分された位置に物を配置する構図が良いと言われます。
縦横の比率は違っても外枠を3等分することは簡単にできますので試してみてください。

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